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『ブラスト公論』クルーがいろいろ書いたり書かなかったり。

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俺たちはずっと間違い続けていたいのかもしれない

はいまた来たよ~。

宇多さん経由で「だいすけ」さんから公論単行本の誤植報告をメール頂きました。
これぞWEB2.0!(流行語に対して積極的な姿勢が金運を呼び込む)


■P74「渋谷ネズ夫の巻」2列目上段
誤 ~JR京葉線で高校受験に向かう電車を乗り間違えた女子高生のため、~

正 ~JR京葉線で高校受験に向かう電車を乗り間違えた女子学生のため、~


高校受験に女子高生はこないよね~。

実は間違いの箇所は某ニュースサイトからの引用文なんですが、元の記事がそもそも間違っていたのか、それとも我々が引用の際に間違えてしまったのか不明。

ま、いずれにせよ間違いは間違いです。
すいません。

ありがとう、だいすけさん!
他にも発見した方はこっそり教えてください!

(古川)

で、終わりなのもちょっと寂しいので、おまけに最近の推薦図書を。


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『「関係の空気」「場の空気」』冷泉彰彦(講談社)

買ったのは結構前だけど、最近読み終わったので。

論理ではなく情緒によって物事の善し悪しや世間の趨勢が移り変わっていく昨今、その中心的価値観としてますます猛威を振るう「空気」について──そしてそれがいかに「日本語」と結びついているか──を考えた良書。
公論でも似たような話をしてましたね。

ひきこもりやストーカーが発生するプロセスを「言語的なコミュニケーションの断絶」という観点から説明した本は結構ありますが、これはさらにその適用範囲を広げた感じ。
学術書スタイルではなく、あくまで冷泉氏の個人的な体験と見識をもとに積み上げていく論法なので、乗れない人は乗れないだろうけど、個人的にはズボンがすり切れるほど膝を打ちました。
敬語を「上が下を支配するための道具」ではなく、「誰もが社会の中で他者と関わるための公共性を確保する『フォーマット』」と言い切るくだりとか、どんどん豊かになる女性の話法に比べ男性の言葉は保守化したまま(だからこそ女子アナが好まれる!)という論考が特に面白かったです。

インタビュアー、脚本家、作詞家など、言葉の中でもとくに「聴き言葉」を扱う職業の人は決して読んで損はしないんじゃないかな。

元ネタとして本書の中でも引用されている山本七平「空気の研究」(文藝春秋)も読まな。

あと、この本の隠れオモロポイントとして注目なのは、冷泉氏が書くサンプルの会話文。
いや、かなりリアルだし、実際こんな感じのやりとりがいろんな会社や学校でなされてるとは思うんだけど、なんだろ、この拭い去りがたいダサ会話感。妙にファニー!
公論マニアの人には、「宇多丸がたとえ話の中で演じる小芝居の古くささ」を思い出していただければわかりやすいかと。



わかりづらいよ!



それではよいお年を。

(古川)

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