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『ブラスト公論』クルーがいろいろ書いたり書かなかったり。

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ブラスト公論のつくりかた その7(補足編)


油断すると間が空きますね。


ども。ブログ公論です。

以前のエントリー「ブラスト公論のつくりかた その5」で「公論で『(笑)』を使わなかった理由はなにか? 次回でその謎が明らかに!!」的に煽っておきながら、「その6」が全然その説明になってねーじゃねーかクズ!と各所から突っ込み頂きまして、それが心に少しずつ澱のように溜まって気分は沈み、なにを食べても美味しくなく、髪の毛は抜け落ち、松坂はボストンへと旅発ち……と、いろいろマズイことになる前にさっさと続きを書くことにしました。

で、いざ重い腰を上げて書き始めたら、案の定難しいんですよ。
松坂はボストンへ行っちゃうし(思い入れナシ)。

うーん。

うーん。

そうだ!

この夏、仕事でコントっぽい脚本を書いてたんですよ。

で、そのとき「これって公論と似てるなー」と思った。
「公論ってコントの台本みたいだんだ!」と。

これはヨシ君と「(笑)」問題についてメールのやりとりをしていた時にも出た話で、要は「公論は5人のキャラクターによる会話劇のようなものだったのではないか?」と。
(高橋曰く「単行本でいう後半にいくに従ってそういうニュアンスが強まってる気がしないでもない。きっと回を重ねるごとに各々の役割分担がより明確になってきたから、より会話劇チックなことをしやすくなっていったんだろうね」。確かに)。

それで、えー、つまり、コントの台本では「ははは」「フフフ」は使っても、「(笑)」は使わないじゃないですか。

台本は読み手(通常は役者)がアクションするためのテキストだけども、「(笑)」は「かつてあった笑える会話」の再現を補強する記号であって、過去を扱ったテキストに使うもの。
読み手はただその場面を想定してニヤニヤするだけで、テキストの種類としては閉鎖系と言っていいかもしれません。となると台本は開放系か? まぁなんかそんな感じ。

で、少なくとも我々(ヨシ君&古川)としては、公論は開放系でありたいというか、こちらが輪になってウヒウヒ話してる様子をさらに外側の輪からニヤニヤ笑って見てもらう、のではなく、ウヒヒの輪の中に読者も加わって欲しいと、どうやらそう考えていたみたいなんですな。「ウヒヒの輪」っていうとなんかイヤな感じですが。

帯にコメントを寄せてくれた某巨匠監督が単行本を読み終えて「友達が増えたみたいだ」というかなりダメな感想を寄せてくれたのですが、いや、案外それはこちらの意図していたところかもしれないな、とも思うわけです。

いずれにせよ何度かここで述べたように、公論の原稿は「収録現場のドキュメンタリー」ではなく、「ひとつの読み物として楽しく読めるように」つくられた「会話型エンターテイメント」であり、エンターテイメントである以上こちらは演じ手に徹する必要があった。
そのためには「(笑)」というメタ的な視点はむしろ邪魔なものでしかなかった──と言えるのかもしれません。


あ、だからアレだ、コント番組でスタッフの笑いが必要か否か、という話にもちょっと近いのかもね。
つまんないコントでスタッフの笑いが入ってるとなんか寒いじゃん?

そんな感じだよ!
(投げた)



(古川)
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