ブログ公論

『ブラスト公論』クルーがいろいろ書いたり書かなかったり。

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いまに始まったことじゃないけど

渋谷、東急本店横、あるいはドンキの前の道を松濤方面に入ると、すぐ右側に18歳以上の女性専用スパだかなんだかが見える。


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渋谷のシエスパです。女性の方はぜひ。

そこ以外でも、円山町のあたりにも未確認ながら松濤温泉だかいう看板がある。あとは後楽園だ、お台場だ、千葉だ何だと、最も驚いたのはあの新宿の某サウナまでもが女性専用ルームを作ったらしい!ウソでしょ!オレが行ってた頃はずっと大声でひとりごと喋って泳いでる、しかも傷だらけっていう、いろんな意味で危ないサラリーマンとか、どっから見ても明らかな薬物中毒者とかしかいなかったよ!

すっかりいまではおフロでブスが(たまにはカワイイ子もいる)ダラーンと過ごすのはちょっとした癒し?だかオシャレだかでむしろOFFの過ごし方としては肯定的になっている。でも実際そんなにお前ら疲れてねぇべ?

そもそも、健康ランドやサウナ的な日帰りの入浴施設に行くというのは、あまりオシャレな時間の過ごし方ではなかった。ランドに行くというのは、どちらかというと後ろめたい行為だった。かつてオレも何度も悔し涙を拭きながらランドの暖簾をくぐったよ。

これはハッキリ言っておきたいんだけど、94年ぐらいの段階では、ランドやサウナにいる客って、ロクなのいなかった。指名手配されてる奴とか(実際にランドで逮捕された奴が数人いる)、何らかの理由で泊まる場所がない女性とか、あとウンコもらす(実はわざと?)奴とかそういう、あんまり見たくない人をしばしば見かける場所でもあった。

それがいまじゃちょっとしたオシャレでしょ。水道水じゃなくてミネラルウォーターでしょ。この価値の変化は何だろ?

健康ランドやそこで起こった奇跡の数々については、7、8年前に田舎の大物という、いま考えるとあんまり面白くないし、クオリティもそんなに高くなかったコラムで延々と書き続けた。

そしてもうひとつ言いたいのは、この連載を続けていたら、世間のフロに対するイメージが、音を立てるように明らかに変わってきた。女性誌でモデルなんが、「マイブームは健康ランド!」なんて言っちゃってる記事見たしさ!その94年頃に比べて、おフロ行きたい!っていうオンナも(あっ、オトコも)増えてきてる。

ハッキリ言って、このフロブーム、全部とは言わないまでも、20%ぐらいはオレのおかげだと思う。やっと芽が出たっていうかさ、オレが蒔いた種も中にはあるっつうこと?

もしチャック・ベリーが自身のギターソロのリフを商標登録していたなら、きっと億万長者になっていた、とよくいわれるけど、こんなことならフロがオシャレだって、オレも登録しとけばよかった。勝手にフロに入るなって。

それか、スパ・コーディネイター(そんな仕事あるのかどうか知らないけど。そもそもそういう名刺をつくった時点でその仕事は成立するんだが)にでもなればよかった。

っていうか、あの時に田舎の大物を単行本にしとけばよかった。企画は出したんだけど、ちょうど戦後の混乱期でうやむやになってしまったのが残念です。まぁ、果たして1冊の本にするべきクオリティなのかって気もします。

最後にもうひとつ。これだけフロが乱立しても、実は本物のフロって1つか2つしかないですよ。




(ちゃんたけ)
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…………

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うーん……

(高橋)

最近の収穫:ミックステープ編

……といっても1ヵ月ぐらい前に購入してたやつ。どっかしらから落としてくることも可能なんだろうけど〈モノ〉として持っていないと気が済まないんです。

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Whoo Kid & DJ E Rock/Bay Bidness The Mixtape
DJ Shadowも「悪いこと言わないから買っとき!」と激賞するNumpの“I Got Grapes”で幕を開ける内容はハイフィーの入門用に最適。

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Mick Boogie/The Broiled Salmon Mixtape
約40曲に及ぶGhostface Killahの未発表曲/ヴァージョン集。総じて質は高い。MF Doomとのコラボ・アルバムからの曲も先行収録。

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Complex & J. Period/Class Of 06 Mixtape
G.O.O.D.勢の新曲集。Sa-Ra“Star Warz”、Mr. Bentley“Laid Back”、GLC feat. Three 6 Mafia“Clap Yo Hands”など。まあ、便利な一枚ではある。

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DJ Drama & Pharrell/In My Mind-The Prequel
結構話題になってるみたいだけど『In My Mind』からの先行収録はナシ、「Pharrellのフリースタイルを1時間も聴きたいですか?」という話ですな。資料用。

(高橋)

『ブラスト公論』のつくりかた そのよん

公論単行本の中でも再三絶賛されている高橋芳朗のテープ起こしスキルについて、間近で見ていた立場から具体的に解説してみようかナ!

スピードが速い(だいたい中1日くらいで上がってくる)、誤字が少ない、という基本性能の高さもさることながら、最大の特長はやはりなんと言っても「ニュアンスの再現度の高さ」に尽きるでしょう。

ここで「公論なんて飲み屋でウダウダ喋ってるのを文字にしただけでしょ」と思ってる方に一言いいたい。

そのとおり!

そのとおりだけど、それがいかに大変なことかおわかりか?と。
みなさんもご存じのとおり、ひとくちに会話と言っても、我々は言葉以外のさまざまなツールを使ってコミュニケーションを行なっているわけです。
表情、手振り身振り、声の強弱、発声の明瞭不明瞭、間、イントネーション……それらを総合し、まさに「声にならない」ニュアンスの積み重ねで会話というのは成立しているわけです。
それらを仮に三次元的な立体物とするなら、それを文字化する作業は、いわば立体物を平面的な二次元物に変換する作業。
絵画技法に遠近法が存在するように、テープ起こしにも無数の細かいテクがあり、それらを駆使しながら会話という建築物を文章という図面に引き直していくわけです。
ここでその具体的なテクを書くのは控えますが(具体的に書くと結構しょーもなかったりもする)、とにかく高橋芳朗の起こしはこのニュアンスの拾い方が絶妙、かつとても丁寧なのであります。

で、それと一見矛盾するようなことを言いますと、高橋は起こしの段階から「(笑)」を一切使いません。
会話のニュアンスを表現するのにとっても便利な「(笑)」、会話文章界(あるのか?)の一大発明と言うべきこの「(笑)」をなぜ公論では一切使っていないのか?

お話はいよいよ佳境に入っていきます。

続く。

(古川)

最近の収穫:ガール・ポップ編

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The Chiffons/He's So Fine(Laurie LLP 2018:1963)
最近というか、ここ数年の収穫でも特にうれしかった一枚。
60年代のガール・グループの原盤を安価で入手するのは本当に難しい。

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Ruby And The Romantics/Till Then(Kapp KS-3341:1963)
内容的には『Our Day Will Come』だけどジャケ的には断然こっち。
しかし“What A Difference A Day Made”のアレンジは絶品ですな。
このグループはその名のとおりロマンティックな曲ばかりで大好きです。

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Priscilla Paris/Priscilla Loves Billy(Happy Tiger HT 1002:1974)
元パリス・シスターズのプリシラ嬢によるビリー・ホリデイのカヴァー集。
金髪美女ジャケ収集家やロリ声マニアには有名なアルバムですね。

(高橋)

遅ればせながら

現在店頭に並んでいるNewtype(アニメ雑誌です、念のため)5月号で。


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P212の書評コーナーに公論本のレビューが載ってます。


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短いながらもよくまとまった原稿です。
ていうか、毎回この欄いいチョイスなんですよね。

ありがとう!


あ、帯にコメントを寄せてくれた細田守監督の『時をかける少女』(7月公開)の記事も載ってるよ!


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(古川)

ボストンつったら

先週から昨日まで、仕事と新婚旅行を兼ねてちょっくらボストンに行ってきました。

キャー。

ボストンといえば、古参のヒップホップ・ファンならエドOG、公論ファンならもちろんボストン茶会事件(単行本P80「『エスパー』『滅亡』『ジェナ・マローン』の巻」参照)を思い浮かべるはず。

行くしかないでしょ!

どんなパーティの残り香漂うのか、期待に胸膨らませて現場跡地に向かったところ……。



がびーん。


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しょぼ!

どうやら2005年に施設の一部が燃えちゃって、年末の再開までこんな状態らしい。
船が残ってたときは実際に木箱を放り込めるアトラクションもあったらしいのに……
超ガッカリ。


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余談:Boston Tea Partyの「Party」を「茶会」と訳すのは間違いって説があるんだって、郷くん!

(古川)

いま発売中の『サイゾー』5月号で

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なにげに紹介されてました。
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ホントに終わりの方のざっくりした情報コーナーではありますけど、
中身は読んでくれてる文ですよね。

あと、ライムス公式HPのブログでも取り上げたけど、
記録の意味で一応ここにも。
いま出てる『ダ・ヴィンチ』5月号の
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「今月の注目本130」に選ばれてます。
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増刷決定のナイス・タイミング、
これらが一般書店へのアピールに繋がれば嬉しいですけどね。

(宇多丸)

最近、

最近、危惧してることがあります。

最近、ますます口が悪くなってる気がします。
とにかく口を開けば人の悪口を言っています。
もう、オレは口が悪いんだ、そう認識してからというもの、そういう毒舌の自分を対外的に見せなくては、という意識も働き、意識的に他人の文句を言ってるようなフシもあります。

そんな自分に罰が当たったのでしょうか、隣のイヌが一日中うるさかったり、車で警官を跳ねそうになったり、信号無視の自転車に激突されたりしてます。サエない日々です。野球の方も、サエません................................言うなれば開幕2連敗みたいな感じです。

(ちゃんたけ)

なんかこう……

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独特の異物感を発散してるんですよね。
水野晴郎の心底嬉しそうなコスプレ感ともまた全然違って。
何と言うか、内的な能動性が一切感じられないところが不気味なのかも。

(宇多丸)

これが最後のレビューか!?

間もなくニュー・アルバム『Stadium Arcadium』をリリースする
レッド・ホット・チリ・ペッパーズのアンソニーが表紙を飾った
CROSSBEAT誌最新号において……

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編集部の小口さんによる公論のレビューが掲載されています!

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士郎くんへの賞賛に結構なスペースが割かれる中、
最後には「びっしりと詰まった活字を読んでこんなに気持ちが
晴れやかになったのは、生まれて初めての経験だ」と。
ありがとうございます! こっちも晴れやかになりました。
(高橋)

ご苦労かけてきたんですねぇ……

と、「そのさん」読んで改めて思いました!

それにしても松平健ってホント無表情だよなぁ。
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こんな嬉しそうじゃない新郎は谷以来だよ!
「パ・ティンコ!(真島茂樹)」的な性癖以前に、
そっちの異常性のがずっと気になります。
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上は新作映画『バルトの楽園』のために
アートネイチャー特製カイゼルひげを装着する松平健。
不思議な人だなぁ……

(宇多丸)

『ブラスト公論』のつくりかた そのさん

ええと。
毎回公論収録後に「今回はマズイぞ」と高橋と古川が暗くなるのはなぜか?
だっけ。

理由は主にふたつ。

ひとつは、あまりに会話が散漫になって
どこを使ったらいいかさっぱり見当がつかない場合。
誰かがメモを取ってればまだ整理出来るんだけど、
前回書いたとおり喋ってる間はそんな余裕もなく。
「あの話が盛り上がったと思う」
「でもどんな結論になったんだっけ?」
「さあ?」
みたいな会話が繰り広げられることになるわけです。
(はたから見るとたぶんちょっとバカっぽいはず)

もうひとつの理由は、ズバリあまり盛り上がらなかった場合。
「よし、今回は笑えるし、いいことも言ったし、バッチリ!」と
全員が満足して終わったことって、実はほとんどなかったような気がします。
大体は「こんな感じ?(もう疲れちゃった)」
「これだけ喋ればどうにかなるでしょ(もう疲れちゃった)」
とフェードアウト……。
いや、実際は毎回「あ、もう充分! バッチリ!」みたいなコトを言ってた気もするけど、ていうか、一応どうにかなる算段が付いてるからこそお開きにしてるワケだけど。
ていうかていうか、起こし&構成の立場からすれば、その場で盛り上がってようが盛り下がってようがクオリティとはあんま関係ない……とは分かってるものの、
実際素材を並べてみないと完成形が見えん、という若干の不安もあるのでした。

というわけで次回、高橋の職人芸が炸裂する「テープ起こし」に続く。

(古川)

こういう使い方もアリでしょう

『ブラスト公論』、とりあえず1000冊、増刷決定しました。
4/25あたりから店頭に並び始めるはず。
amazonの「発送は4~6週間以内」も追って解消されるでしょう。


1万部突破まであと半分!
目指せ『東京タワー』(100万部)。

ブログってこういう使い方していいもんなのか分からないけど、

>宇多丸氏以外はそれほど飲まないし、宇多丸氏にしても酩酊して支離滅裂になるわけでもなく。
>オレたちはいつも冷静なんですよ!

以前、
『今日はセク風が吹いた』でお馴染み「死亡した宇宙飛行士」さんから、
「常時シラフの男」というお言葉をいただいたことがあります。
もちろん比喩ですよ! 念のため。
(宇多丸)

「そのに」むむむ?

他のひとも知らないって、、、、オレも知らないってことでしょ?気になるなぁ。

(ちゃんたけ)

『ブラスト公論』のつくりかた そのに

2 喋る

メンバーのスケジュールを調整して収録日を決めたら、いよいよ収録。

集合時間はだいたい夕方から夜早めで、午後早い時間からやることもたまにありました。
遅刻者はほとんど出ません(優秀!)。

場所は、初期だとシンコー社内の会議室。
後期は新宿・渋谷あたりのファミレス、居酒屋、貸会議室など。
公論の感想としてよく「居酒屋の会話を盗み聞きしてるみたい」と言われるんですが、実際酒が入ってることは少ないんですよ。
宇多丸氏以外はそれほど飲まないし、宇多丸氏にしても酩酊して支離滅裂になるわけでもなく。
オレたちはいつも冷静なんですよ!

テーブルには90分テープ×4~5、テレコ×2(テープと電池は新品)。
進行役は古川と高橋で、用意したテーマから出発しつつ、会話の流れに任せて自由に話していきます。

読んで頂いた方ならわかるとおり、肝は宇多丸氏とちゃんたけです。
このふたりがいかに食いつくか、いかに突っ込みがいのある発言をするかが、その回の成否を分ける重要なカギとなっています。

大体6時間くらい喋ったところで、なんとなく疲れて終了。
早い時間なら各自つるんで本屋やレコード屋、メシなどに流れて、そのまま解散します。
連載初期は12時間以上喋ってたりしましたが、あんなのは二度とごめんです。

で、帰宅後か翌日、高橋と古川とで、どこを使うか、どこをメインに構成するかを相談するんですが、そのときは大抵(これは他のメンバーもあまり知らないと思うけど)「今回はマズイな……」という暗いムードなのでした。

なぜか?

続く。
(古川)

また会えたね

同じ場所で……
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http://blog.sonymusic.co.jp/rhymester/2006-03-14
誰か早く救出してあげて!
旭屋書店銀座店、奥の音楽コーナーです!
しかし一冊は誰か買ってくれたんだね。ありがとう!
(宇多丸)

『ブラスト公論』のつくりかた そのいち

周知のとおり、『ブラスト公論』はヒップホップ雑誌『BLAST』で
2000年から4年にわたって連載されていた座談会連載であります。
では、毎回どのようなプロセスを経て「公論」は作られていたのか?
誰も知らない(興味がない)裏側を数回に渡って紹介していこうと思います。
書くことないからね!

1 テーマを決める

まずヨシ君とふたりでテーマを考えます。
最近の事件やブーム、怒ってること&笑えること、
身近で気になった出来事、人、etc……。
メーリングリストでメンバーの意見をピックアップしつつ、
大体毎回2~4つのテーマ案を用意したところで
必要な資料をネットや本屋で探します。
実際話してみて、テーマとはまったく関係ないところで盛り上がることも
しばしばですが(そしてそこだけ誌面になることも)、それでも毎回テーマを複数用意しておきます。

実のところ、4年間の連載中、どんなテーマならうまく盛り上がるのか、
自分たちも最後まで掴めないままで、保険の意味で毎回必ず予備のテーマを
用意しておいたのでした。

続く。
(古川)

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プロフィール

公論クルー

Author:公論クルー
宇多丸
「武道館アーティスト」「ギャラクシー賞受賞ラジオパーソナリティ」「早大卒」

前原猛
「フォトグラファー」「表参道のギャラリーディレクター」「名将」

高橋芳朗
「独禁法に引っかかるほどの売れっ子音楽ジャーナリスト」「セレブとの会見多数(フックアップの可能性大)」「高卒」

古川 耕
「放送作家」「小説家」「音楽プロデューサー」

郷原紀幸
「学習塾経営」「元ファッションブランド・ディレクター」「強豪草野球チームの首位打者」

twodawn@wing.ocn.ne.jp

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