ブログ公論

『ブラスト公論』クルーがいろいろ書いたり書かなかったり。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

人生において間違いはむしろ必要だと思うよ+今月の推薦図書



今回は当ブログのメールアドレスから直接メールでご指摘頂きました。
(なにげに初めてのケース)


■P91「総統、立てました!の巻」右から2列目、宇多丸の発言
誤 直喩を全部文字通りに受け取る人がいたら~

正 隠喩(もしくは暗喩)を全部文字通りに受け取る人がいたら~

以下、メールをくれた歪Rさんの解説。

(前提発言である)
「サッチャーは鉄のような女」ならば直喩ですが
「サッチャーは鉄の女」は文字上比喩の形をとっていないので
隠喩なのではないかと思いました。


え? と思って調べてみると……

ちょくゆ【直×喩】
修辞法の一つ。「たとえば」「ような」などの語を使ってたとえる仕方。例、「馬のように長い顔」。
いんゆ【隠×喩】
修辞法の一つで、たとえを引いて説明するのに、表現上では「の如(ごと)し」とか「ようだ」のようなたとえの形式になっていないもの。「雪の肌」「りんごのほお」のようなもの。暗喩。

……やべ。
これまでイキフンで使ってた!
きゃぁぁぁあああ!


ということで、本の間違いがまたひとつ減ったと同時に、ちょっと賢くなってしまいました。
ありがとう!

歪Rさんのブログも嫉妬するくらい文章ウマいのでみんな読むといいよ。

106 cassette tape recorders





で。

これだけだとナンなので……

続きを読む »

スポンサーサイト

年末の推薦図書

RHYMESTER BLOGで宇多さんが

>『ブラスト公論』読者なら大喜びの本じゃないかなぁ、意外と。

と書いていた『「社会調査」のウソ リサーチ・リテラシーのすすめ』谷岡一郎(文春新書)、気になったので速攻買ってみました。


syakaicyousa.jpg



まだ全部読み切ってませんが……

続きを読む »

ブラスト公論のつくりかた その7(補足編)


油断すると間が空きますね。


ども。ブログ公論です。

以前のエントリー「ブラスト公論のつくりかた その5」で「公論で『(笑)』を使わなかった理由はなにか? 次回でその謎が明らかに!!」的に煽っておきながら、「その6」が全然その説明になってねーじゃねーかクズ!と各所から突っ込み頂きまして、それが心に少しずつ澱のように溜まって気分は沈み、なにを食べても美味しくなく、髪の毛は抜け落ち、松坂はボストンへと旅発ち……と、いろいろマズイことになる前にさっさと続きを書くことにしました。

で、いざ重い腰を上げて書き始めたら、案の定難しいんですよ。
松坂はボストンへ行っちゃうし(思い入れナシ)。

うーん。

うーん。

そうだ!

続きを読む »

ブラスト公論のつくりかた、その6(長文)。

えー、前回「その5」を書いたのは5月。
5月。

びっくりして2回書いちゃった。

5月。

そんなに間が空くなんて自分が一番びっくり~。
本当です。

前回、「ヨシくん(高橋芳朗)のテープ起こしは会話のニュアンスを丁寧に拾っているけど“(笑)”は一切使っていない、なぜなら実は公論は現場の空気を伝えることが目的ではないからだーっ!」というようなことを書きました。

その真意を伝えるべく、実際の公論制作の流れを追いながら説明していきましょう。

続きを読む »

ブラスト公論のつくりかた そのご

今やインタビュー記事では必ずと言っていいほど見かける「(笑)」。
なぜ公論では一切使われなかったのか?

いくつか理由はありますが、その前にまず「(笑)」とは何なのか考えてみましょう。

やれ、30年ほど前の『りぼん』の読者コーナーがキッカケだとか、80年代のパソコン通信から徐々に市民権を得たとか、その浸透経路には諸説ある「(笑)」(もちろん初めて使用されたのはもっと古いようです)。
その使用目的を大別すると、「1.発言の合間や末尾に付けることで、その発言が冗談のニュアンスを含んでいることを表わす」「2.“ここで笑い声が起こった”と示すことで現場の和やかな空気を伝える」といったところでしょうか。
いずれにせよ、どちらも「会話文だけでは再現しきれないニュアンスを補強する」ための記号であり、前回書いた高橋芳朗のテープ起こしの魅力──ニュアンスの緻密な再現力──からすれば、本来「(笑)」ほど便利な道具もないはずなのです。

しかし高橋はテープ起こしの段階から「(笑)」を使わなかった。
なぜか?

まずひとつは、「(笑)」という記号を書き手と読み手とで共有する、馴れ合い的な空気を避けたかった、というのがあるのでしょう。本人に確認したわけではないのですが、高橋はそもそもスマートな文体を好むライターです。「ここが笑うところですよ」という目配せでもある「(笑)」を入れることで、“クール”さが損なわれ、ある種ウェットな文体になってしまうことを恐れたのかもしれません。
また、公論自体が「笑える発言」で多くを占められているため、いちいち「(笑)」を付けていたら字面的にとてもうるさいものになっていたでしょう。さらに言えば、ボケの発言のあとに「(笑)」を付ければそれがボケだと伝わりやすくなる反面、ボケとしてのインパクトは半減するわけで、「笑わせる文章」として見た場合あまりウマイ手とはいえません。

以上のような理由から「(笑)」は使われなかった……

と思っていました。
しかし、実はより本質的な意味で「(笑)」を避ける意味があることを、我々自身、連載を続けながら気付いていくことになります。

それは、一言で言えば、「公論は現場の空気を正しく伝えてない」ということです。

続くっ!

(古川)

 | HOME |  »

FC2Ad

プロフィール

公論クルー

Author:公論クルー
宇多丸
「武道館アーティスト」「ギャラクシー賞受賞ラジオパーソナリティ」「早大卒」

前原猛
「フォトグラファー」「表参道のギャラリーディレクター」「名将」

高橋芳朗
「独禁法に引っかかるほどの売れっ子音楽ジャーナリスト」「セレブとの会見多数(フックアップの可能性大)」「高卒」

古川 耕
「放送作家」「小説家」「音楽プロデューサー」

郷原紀幸
「学習塾経営」「元ファッションブランド・ディレクター」「強豪草野球チームの首位打者」

twodawn@wing.ocn.ne.jp

最近の記事

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

最近のコメント

最近のコメント

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。